2016年度
科学キッズフェスティバル in 京山祭に出展しました <平成28年12月11日(日)>
平成28年12月11日(日)に岡山県生涯学習センターにて開催された平成28年度「科学キッズフェスティバル in 京山祭」(岡山県生涯学習センター主催) に「身近なもので電池を作ってみよう!」をテーマとした科学実験の体験ブースを出展しました。今回は、スライム電池作りに多くの子ども達が挑戦し、ホウ砂と洗濯糊から作ったスライムが電池に変わるという科学の不思議を体験しました。ボランティアで参加した学生とともに、科学の魅力を子ども達に発信することができた一日となりました。
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2016年度 チャレンジワーク!お仕事体験教室「薬剤師さんになろう」に協力しました。<平成28年12月3日(土)>
小学生のキャリア教育の一環で岡山市立福田公民館が主催する「チャレンジワーク!お仕事体験教室」に協力しました。今年度は、岡山市立福田小学校の生徒さん258名が14種の職種にチャレンジしました。
「薬剤師さんになろう」のコーナーには3年生から6年生まで20名が参加し、渡邊政博助教、塩田澄子教授、古林呂之准教授、平岡修教授の指導のもと、「軟膏づくり」・「水剤づくり」・「粉薬の手分包」・「学校薬剤師の仕事」の4つの仕事を体験しました。調剤後には、隣の人と正しく調剤できているか確認したり、互いにお薬と用法用量の説明をしあったりしました。鑑査と服薬指導も薬剤師の重要な仕事ということが理解してもらえたと思います。体験後のアンケートでは、回答者全員が「とても楽しかった」を選択し、ほとんどの生徒さんが、薬剤師の仕事を「絶対するまたはしてもいいかな」を選択していました。また「薬剤師さんの仕事がわかって少し大変だったけど楽しかった。」「実験がとても楽しかった」などポジティブな感想をいただきました。
最後に、子供用白衣をご貸与下さいました岡山市学校薬剤師会はじめご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。(薬学部学外教育委員会)
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さんかく岡山*主催「コドモさんかくゼミFOR GIRLS」に協力しました。
薬学部女性教員4名はコドモさんかくゼミの「理系っていいかも!未来のリケジョ応援プロジェクト」に賛同し、それぞれの専門性を活かし、リケジョ応援のための実験教室を行いました。
「もっともっと理科がすきになる実験教室」に参加したのは岡山市内の小学校4~6年の理科好きな女子生徒たち。本学の実習室や臨床薬学教育研究センターにて、白衣を着て実験や薬剤師体験をしました。注目度も高く、実験教室の様子は新聞、テレビ、ラジオで報道されました。取材を受けた生徒は、「顕微鏡できれいに見えて感動したとか」、「ぜひ薬剤師になりたい」など話していました。
4回のプログラムは下記のとおりです。
1回目 8月22日 塩田澄子教授「目に見えない生き物の不思議な世界をのぞこう」
2回目 8月24日 洲崎悦子教授「よく知っている臓器を顕微鏡で見てみよう」
3回目 9月3日 西村多美子教授「くすりの不思議 薬剤師さんになってみよう」
4回目 9月10日 守谷智恵准教授「生命をつくる暗号、DNAを知ろう」
*は「岡山市男女共同参画社会推進センター」
顕微鏡をのぞく未来のリケジョたち |
何にでも興味津々! |
コンケン大学薬学部のご来訪を受けました。<平成28年7月6日(水)>
2016年7月6日、タイ王国国立大学のコンケン大学(Khon Kaen University)薬学部より、パイブーン薬学部長をはじめ、5名の先生方が就実大学薬学部に訪問されました。
9月より受け入れ予定の2名の留学生のプログラムに関する打ち合わせを行いました。また、コンケン大学における薬剤師育成プログラムについて話を伺い、英語で6年間の講義を受けるコース等、非常に先進的な取り組みを紹介いただきました。その後就実大学学内を見学され、薬学部の森山講師、髙見助教より研究の紹介、佐々木講師より薬草園の案内を受け、また国際交流センターのダンテ教授から新築のS館が紹介されました。(薬学部海外研修委員会)
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第14回岡山市薬剤師会オープンフォーラムのお知らせ <平成28年7月3日(日)>
7月3日(日)に就実大学でオープンフォーラムが開催されます。昨年4月に発生したネパール大地震で、国際緊急援助隊・医療チーム二次隊の一員として医療支援を行った、江川孝教授の講演に加え、ファルメディコ株式会社の狭間研至先生のご講演も行われます。「かかりつけ薬剤師」がクローズアップされ、求められる薬剤師像が今後大きく変わっていく中でのタイムリーな内容となっています。ぜひご参加ください。
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2015年度
チャレンジワーク!お仕事体験教室「薬剤師さんになろう!」を開催しました。 <平成27年12月5日(土)>
「勤労観や職業観を醸成し、将来を考える契機とする。」を目的とする福田公民館(森真理子館長)が主催する事業です。岡山市立福田小学校の生徒さん316名が16の職種からひとつ選んで体験しました。「薬剤師さんになろう」のコーナーには1年生から6年生まで20名が参加し、就実大学からは塩田澄子教授、平岡修准教授、古林呂之准教授、渡邊政博助教と6名の学生スタッフが担当しました。小学生は「軟膏づくり」「水剤づくり」「粉薬の手分包」と「学校薬剤師の仕事」を体験しました。調剤後には、隣の人と正しく調剤できているか確認したり、互いに薬と用法用量の説明をしあったりしました。鑑査と服薬指導も薬剤師の重要な仕事ということが理解できたと思います。白衣に身をつつみ、初めての体験をした小学生は、「薬剤師さんの仕事は見えないので、こんなことをしているのかがわかってよかった。」「自分は薬剤師に向いていると思う」など、感想を話してくれました。
この体験が子どもたちの将来の夢を実現するために役立てば幸いです。
最後になりましたが、子供用白衣をご貸与下さいました岡山市学校薬剤師会はじめご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。(薬学部学外教育委員会)
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「薬と健康の週間」こども調剤体験コーナーを出展しました。(岡山ふれあいセンター) <平成27年10月24日(土)>
薬剤師会のイベントに多くの学生が参加しています。今回は岡山市薬剤師会主催のイベントで、学生15名と教員1名がこども調剤体験コーナーを担当しました。会場は大盛会で200人を超える子供たちが薬剤師体験をしました。10時から15時まで、昼休みをはさんだものの、座る暇もなく、子供たちに丁寧に調剤や服薬指導の説明をしました。
その他にも、11月3日には岡山県薬剤師会主催の「薬立つフォーラム」のこども調剤体験コーナー(岡山イオンモール)に学生10名が参加、10月5日岡山県薬剤師会玉島支部主催のこども調剤体験(天満屋ハピータウン、鴨方店)にも5名の学生が参加しています。このような活動に積極的に参加する学生が増えてきました。ボランティア募集の呼びかけには多くの学生が応募してくれ、回によってはお断りすることもあります。学生のてきぱきした働きぶりに、薬剤師会の役員の皆さんからお褒めと感謝の言葉をいただき、頼もしく感じています。(薬学部学外教育委員会)
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「第4回薬物乱用防止キャンペーン」に参加しました。 <平成27年10月4日(日)>
平成27年10月4日(日)に、岡山駅東口駅前広場にて開催された「第4回薬物乱用防止キャンペーン」に参加しました。
4回目となる今年のキャンペーンは晴天に恵まれ、多くの来場者で賑わいました。就実大学薬学部からは、塩田澄子教授、江川孝教授、古林呂之准教授と薬学部4年生5名がボランティアスタッフとして参加し、ポスター展示とフィジカルアセスメント体験を担当しました。ポスター展示では「お薬は安全が第一 !! ~お薬の品質は法律で厳しく守られています~」と題して、品質管理の面から医薬品と危険ドラッグの違いを伝えました。医薬品は安全に使用するために厳しく品質管理されています。品質管理とは無縁の危険ドラッグ(毒)の恐ろしさを多くの方に知ってもらえるよう、学生も頑張って説明していました。
フィジカルアセスメント体験では、呼吸時の肺内の音が聞こえるシミュレーターを用いて、正常時と肺炎時の音の違いを聞いて頂きました。お子様からご年配の方まで、幅広い年齢層の多くの方々が体験されました。危険ハーブの吸引や喫煙は肺にダメージを与え、炎症を起こすことがあります。音の違いが聞き分けられるとその恐ろしさを実感されて「へ~」、「ほ~」、「すごいね~」という声が聞かれました。喫煙は万病の元となるだけでなく、喫煙と同じ感覚で危険ハーブや大麻に手を出すなど、薬物乱用のきっかけになることから、学生スタッフも張り切って応対していました。
キャンペーンには多くの就実大学卒業生が薬剤師として参加していました。キャンペーンを盛り上げるために各展示ブースで活躍している姿は頼もしかったです。暑い中、就実大学ブースにお立ち寄りいただいた多くの皆様に感謝いたします。
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わくわく科学塾「iPS細胞を観察してみよう」が開催されました。 <平成27年8月30日(日)>
平成27年8月30日(日)に、岡山県生涯学習センター 人と科学の未来館サイピア にて、わくわく科学塾「iPS細胞を観察してみよう」が開催されました。
うわさの「iPS細胞」にせまる!をテーマに、iPS細胞の観察コーナー、ノーベル賞関係の展示コーナー、細胞培養体験コーナーなどを設け、最近よく聞くiPS細胞がどんなものか体感できるイベントで、夏休みの最後に科学体験をしたり、自由研究の材料集めをしようという100人近い生徒さんや親子連れが集まって会場はにぎわいました。
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就実サマーフェスティバルに科学実験ブースを出展しました。 <平成27年8月22日(土)>
平成27年8月22日(土)にイオンモール岡山1F未来スクエアにて開催された就実サマーフェスティバルに「光と遊ぼう」をテーマとした科学実験の体験ブースを出展しました。約400名もの多くの来場者が、ブラックライトを用いた光る鉱石や食品などの観察を行い、科学の不思議を体験しました。ボランティアで参加した学生さんとともに薬学・科学の魅力を発信できた一日となりました。
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江川孝教授(総合医療薬学講座)がネパール大震災での医療活動について講演しました。 <平成27年8月8日(土)>
平成27年8月8日(土)に倉敷芸術科学大学にて、倉敷芸術科学大学生命科学部の救急救命士コースの学生に向け、江川孝 教授がネパール大震災での医療活動について講演しました。江川教授は、今年4月に発生したネパール大地震の際、国際緊急援助隊・医療チーム二次隊(5/7 ~ 5/20)の一員として、現地で実際に医療支援を行いました。現地での医療活動の様子だけでなく、活動中に起きた巨大な余震による緊迫した状況についても講演されました。災害時医療における薬剤師、救急救命士をはじめとする医療者が何をすべきか、そして何ができるのかについて救急救命士コースの学生さんとともに考えました。
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岡山高校の生徒さんが実験を体験しました。 <平成27年7月14日(火)>
平成27年7月14日(火)に、岡山高校2年生4名が「総合学習・探索ゼミ」の一環で実験を体験しました。「探索ゼミ」では、同じテーマに興味をもつ生徒達が集まり、そのテーマについて深く掘り下げて調査し、発表を行うとのことでした。今回、遺伝子やDNAに興味をもった生徒さん達が調査だけではなく、実験を通して理解を深めたいとのことで薬学部にやってきました。坪井誠二教授、守谷智恵准教授、川上賀代子助教の指導のもと、「頬の粘膜細胞からのDNAの抽出」と「大腸菌の遺伝子組換え実験(大腸菌を光らせよう)」を行いました。真剣かつ楽しそうに実験を行っている姿が印象に残りました。また、実験内容をまとめて行った発表会は、好評だったとのことです。実は、皆さん薬学希望とのことで、「薬学部志望の私たちにとって、ふだんは体験することの出来ない薬学部の活動が出来たことは、貴重な経験になりました。」と感想を頂きました。更に生化学や薬学に対して興味が深まるとうれしく思います。
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日ようびこども大学に出展しました <平成27年6月7日(日)>
平成27年6月7日(日)に岡山県生涯学習センターにて開催された平成27年度「日ようびこども大学」(大学コンソーシアム岡山主催) に「光で遊ぼう」をテーマとした科学実験の体験ブースを出展しました。多くのこども達が、ブラックライトを用いた光る鉱石や栄養ドリンクなどの観察を行い、科学の不思議を体験しました。ボランティアで参加した学生さんとともに科学の魅力を発信できた一日となりました。
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(薬学部学外教育委員会)
2014年度
「こども大学ふくだ」および修了式が開催されました(平成27年3月7日(土))
平成27年3月7日(土)に就実大学薬学部で平成26年度「こども大学ふくだ 6日目」および修了式(岡山市立福田公民館主催)が開催されました。福田小学校の29名の「こども大学」の学生達が、「調剤体験と実技でクスリを学ぼう」というテーマで薬学部の学習を体験しました。福田小学校校長先生、PTA会長様に加え、今回は岡山市教育委員会の曽田教育委員長も見学に来られました。
まずは、薬学部の学生スタッフが案内して大学の講義室や実験機器などを見学しました。その後、柴田隆司 教授の指導で模擬調剤体験をしました。具体的には、処方せんの内容に従って錠剤の一包化調剤することでしたが、錠剤ではなく、ラムネ玉とマーブルチョコレートを使って体験しました。学生スタッフの指導に従って、参加者は興味深く体験できたと思います。一包化調剤の意義について、患者さんが飲み忘れることなく、薬を間違いなく服用していただくための方法の一つであることを理解していただきました。また、古林呂之 講師からは、錠剤や顆粒剤に含まれる有効成分の溶け出し方を観察する実習とその説明があり、一見、同じように見える錠剤や顆粒剤にも色々な種類があることを勉強していただきました。
「将来薬剤師さんになって多くの人に元気になってもらいたいと思った。」「薬の形や溶け方、効き目がわかった。大学見学も楽しかった」など、アンケートからもよく学び、楽しく体験した様子が伝わってきました。「こんな早い時期から大学体験ができてうらやましい、私たちの頃にもあったらよかったのに」と学生スタッフからはこんな声も聞かれました。
大学以外でも日本銀行岡山支店や岡山市中央卸売市場で貴重な体験を積んできた子供たち。この日、就実大学学長の稲葉先生から修了書を授与され、晴れて「こども大学」を修了しました。
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(薬学部学外教育委員会)
薬学部学生の地域活動
薬学部では、薬剤師会や公民館などから依頼を受けて、薬剤師体験や薬物乱用防止キャンペーンなど様々な地域活動に学生が参加しています。その一部を紹介いたします。
10月25日 岡山ふれあいセンター「薬と健康の週間」こども調剤体験コーナー
学生14名、教員1名が参加しました。地域の小中学生200名以上が来場し、薬剤師体験をしました。学生たちは、薬の分包や服薬指導など、子供たちの薬剤師体験の支援と指導を行いました。またお薬相談コーナーや薬物乱用防止コーナーでは、5年生が実務実習の一環として参加し、薬剤師に皆さんとともに活動しました。
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11月16日 岡山コンベンションセンター「薬立フォーラム」こども調剤体験コーナー/岡山駅東口 「薬物乱用防止キャンペーン」
学生14名、教員5名が参加しました。薬物乱用防止キャンペーンでは就実大学はフィジカルアセスメントのブースを開設しました。学生たちは来場者に薬物乱用による身体の変化を説明したり、フィジカルアセスメント体験の支援を行いました。
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12月6日 岡山市立福田小学校「チャレンジワーク お仕事体験教室」
学生6名、教員4名が参加しました。「薬剤師になろう」のコーナーでは2年から6年までの生徒24人が調剤(軟膏、水剤、手分包)と学校薬剤師の仕事を体験しました。それぞれのブースに学生がアシスタントとして入り指導補助をしました。アンケート結果からほぼ全員が薬剤師体験に満足しており、多くの生徒が薬剤師になりたいと回答しました。
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(薬学部学外教育委員会)
薬学科3年 松原嘉子さんがAMDA「おかやま国際塾」の塾生としてフィリピンに派遣されました
AMDA「おかやま国際塾」は、岡山在住の大学生を対象に、グローバル人材育成を目的としたプログラムです。派遣先の国では、どんな支援が必要とされるのか、どんな支援ができるのかを、現地の方々の生活に入り込み、コミュニケーション(もちろん英語です)をとりながらグローバルな感覚を磨きます。松原さんは塾生募集に見事合格し、岡山大学の学生3名と共に8月23日~30日の8日間、フィリピンに派遣されました。薬学部の勉強が大変な中、派遣までに様々なトレーニング、現地で行う活動の準備がありました。また、現地でも当然、様々な苦労がありました。塾生に選ばれてから派遣終了までの話をまとめ、11月12日(水)に岡山大学津島キャンパス内で報告会が開催されます。ぜひ報告会にご参加ください。
iPS細胞のイベントが開催されました
7月25日(金)、26日(土)の2日間、テクノサポート岡山で開催された子どもたちが科学に親しむ催し「おもしろ体験でえ〜」(岡山県産業振興財団他主催)にて、iPS細胞観察と細胞培養体験ができるイベントを行いました。
全体で2日間に約2,300人もの来場者がありました。iPS細胞観察のブースにも多くの子どもや保護者の方々が来場されて、熱心に培養皿のiPS細胞を観察されました(写真)。
山陽新聞7月26日地方経済紙面より |
身近に万能細胞を目にして、ここから将来の科学者や薬剤師が育ってくれるとよいと思います。
当日の様子は動画でも見ることができます。
就実大学薬学部臨床診断学分野 教授 中西 徹
iPS細胞のイベントが開催されます
就実大学薬学部臨床診断学分野中西 徹 教授によるiPS細胞観察と細胞培養体験のイベントが開催されます(本イベントは(公財)福武教育文化振興財団の後援事業です)。
ぜひご参加下さい。
岡山リサーチパーク一般公開「おもしろ体験でえー」
日時:2014年7月25日(金)26日(土)
時間:各日10時-16時
場所:岡山リサーチパーク
主催:(公財)岡山県産業振興財団 他
後援:岡山県教育委員会 他
入場無料
詳細はパンフレットをご参照ください。
人と科学の未来館サイピア 公開イベント
日時:2014年8月3日(日)
時間:14時-16時
場所:岡山県生涯学習センター内
人と科学の未来館サイピア
主催:岡山県生涯学習センター
入場無料
第3回薬物乱用防止キャンペーンパレード(6月8日(日))に参加しました!
本年11月16日(日)に岡山駅東口駅前広場に於いて第3回薬物乱用防止キャンペーンが開催されます。岡山市薬剤師会・岡山市・FM岡山が主催する本キャンペーンは、薬物の恐ろしさと身体に対する影響を市民の皆様に知って頂き、岡山、また全国から薬物乱用を無くそうとの思いから3年前にスタートしました。就実大学薬学部の教員も薬物乱用を撲滅したいとの思いを胸に、実行委員として第1回から参加しています。
今回のパレードはキャンペーンをアピールするために行われ、本学薬学部からは古林呂之 講師が岡山市薬剤師会薬乱防止キャンペーン実行委員会として参加しました。パレードは岡山県警音楽隊を先頭に、表町商店街の西大寺町時計台から上之町時計台までをボーイスカウトの皆さんが各参加団体のプラカードを持って先導してくれました。パレードの列に並んでビックリ!就実大学の学生ボランティア『ももパト隊』が岡山市薬剤師会のすぐ後ろに並んでいるではないですか!!全く聞いていなかったので本当に驚きましたが、本学学生の積極的な活動にグッときた、うれしい驚きでした^^。
キャンペーンの広告
パレードスタート準備。いよいよです^^ |
パレードしてます! |
2013年度
「子ども大学ふくだ」(岡山市立福田公民館主催)第5回目が就実大学で実施されました。(2014/3/8)
平成26年3月8日(土)平成25年度「子ども大学ふくだ」(岡山市立福田公民館主催)第5回目が就実大学で実施されました。
「身近な感染症のお話と調剤体験~顕微鏡をのぞいたり、調剤体験をしてみよう!~」と題し、17名のこども大学生(小学校4年生~6年生)が薬学部で学びました。開校式の後、就実大学の構内を見学しました。薬学棟に戻り、柴田隆司 教授の指導で病院薬剤実習センターでの薬剤師体験を行うグループと、塩田澄子 教授の薬剤耐性菌の話を聞いた後、顕微鏡で細菌の観察を行うグループに分かれ、大学での学びを体験しました。
調剤体験のコーナーでは、大学で利用している調剤室において、白衣を着て本格的に体験しました。
高齢者の方達が飲み忘れの無いように、朝、昼、夕とそれぞれ服用される分の一回分ずつを分包することがあります。その意義の説明を聞いた後、実際に分包機を使って錠剤に見立てた「チョコレート粒」と「ラムネ玉」を処方せんの指示に従い分包作業を経験しました。分包されていく様子なども見ながら真剣な眼差しで経験されました。次に、天秤を使って粉薬の調剤と分包を経験し、均等に分包できたかを確認しました。単純なように見える作業も、細心の注意して仕事をしていることを理解していただけたようでした。薬局の中で、「カタン、カタン、カタン・・・」と音がしているのを思い出し、中ではこんなことをしていたのだ、と納得顔の皆さんでした。
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大学構内見学と調剤体験 |
感染症の講義は薬剤耐性菌がテーマでした。薬剤耐性菌の話は小学生には難しかったかもしれませんが、さすがこども大学に通う学生だけあって、熱心にメモを取りながら話を聞いていました。
今回は5回目、最終回ということもあり、講義、薬剤師体験の後、稲葉英男 学長も出席し、子ども大学ふくだの修了式が行われました。一人ひとり緊張した面持ちで、稲葉学長から修了証書をから受け取りました。小学生で5回にわたり大学を体験した生徒たち、就実大学はいかがだったでしょうか。これから多くのことを学ぶ中で、ここで体験したことが将来を考えるきっかけになってもらえればうれしいです。
顕微鏡で大腸菌とブドウ球菌を観察 |
修了証授与 |
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薬学部学生および卒業生が薬剤師会のイベントに参加しました。(2013/8/25)
平成25年8月25日(土)就実大学薬学部学生および卒業生が薬剤師会のイベントに参加しました。
岡山駅西口コンベンションセンターでは岡山県薬剤師会主催「薬立つフォーラム」が、東口では岡山市薬剤師会主催「薬物乱用防止キャンペーン」が同時開催されました。就実大学薬学部学生は、「薬立つフォーラム」ではこども調剤を、「薬物乱用防止キャンペーン」では就実大学ブース「フィジカルアセスメント」を担当しました。どちらのイベントも多くの参加者を得て、大盛況でした。薬剤師会の先生方と協働する良い機会になりました。また、薬剤師会からは就実大学の卒業生も多く参加しており、先輩と後輩の交流もできました。卒業生たちの活躍は、在校生にも多いに刺激を与えてくれたことと思います。イベントの模様は山陽新聞で紹介されました。「薬乱防止」の記事には卒業生の、「薬立つフォーラム」の記事には在校生の写真が載りました。記事の一部はこちらからご覧いただけます(H26.8.25まで)。
「薬立つフォーラム」に参加した学生と小野浩重先生 |
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こども調剤体験の様子 |
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第2回薬物乱用防止キャンペーン(岡山駅東口広場)
就実大学ブースは薬学部6年生4名がスタッフとして参加し、ポスター展示とフィジカルアセスメント体験を担当しました。ポスター展示では「大麻及び脱法ハーブの危険性」に関する情報と薬物乱用防止に対する「就実大学の取り組み」を紹介し、薬物乱用の恐ろしさを伝えました。また、フィジカルアセスメント体験では、血圧測定のシミュレーターを用いて、来場された方々に聴診法による血圧測定を体験して頂きました。(大麻を使用すると血圧が上昇するのです!)子供から年配まで、幅広い年齢層の方々お越し頂き、学生スタッフの説明に耳を傾けながら体験して頂きました。時折、「へ~」、「ほ~」、「すごいね~」との声が聞こえ、学生スタッフも張り切って応対していました。途中、就実大学に卒業生(薬剤師です)がブースを訪れて学生スタッフを激励してくれるなど、キャンペーンを通して先輩・後輩の交流もできました。当日はあいにくの天気となりましたが、多くの方に就実大学ブースにお立ち寄り頂きました。ありがとうございました。
キャンペーンのメインステージ |
展示ポスター(卒業生が乱入!?) |
フィジカルアセスメント体験(子供にもわかりやすく!) |
薬学部 学外教育委員会
「こどもさんかくサマーゼミ」に参加しました。(2013/8/7,8)
さんかく岡山(岡山市男女共同参画社会推進センター)主催「こどもさんかくサマーゼミ」に参加しました。8月7日、8日の2日間、就実大学 薬学部 塩田澄子 先生が、「観察しよう!目に見えない小さな生き物たち」の講座を担当、小学生1~6年生40名と中高生のボランティアが参加しました。1日目は小グループに分かれ、微生物がいると思われるところを話し合いで決めて、綿棒でこすりとり、寒天培地に植えました。また手指消毒の有効性を確認するために、消毒前後でどの程度手についた菌量が異なるかを、調べました。2日目は寒天培地上に生育した菌の観察し、菌が多く存在する場所を話しあったり、アルコール消毒の有効性を確認しました。また、顕微鏡を使って、ヨーグルト、グラム染色した大腸菌、黄色ブドウ球菌、また、旭川の川水の中のプランクトンを観察しました。
最後、皆は微生物に囲まれて、守られて生きていること。怖がらず共存してほしいことを伝えました。冬に流行するインフルエンザの感染対策についても正しい対策の方法を示して、2日間のゼミを終了しました。顕微鏡をのぞく小学生たちの列ができ、小さな生き物が見えた時には皆の歓声が部屋中に響いていました。薬学部学生もボランティアとして参加しました。
顕微鏡をのぞく小学生と顕微鏡を調整する学生 |
顕微鏡で観察するために長い列を作る小学生 |
薬学部 学外教育委員会
職場体験・・・岡山県立岡山操山中学校(2013/6/10)
職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御化学 坪井 誠二 教授)
2013年5月28日から5月30日の3日間、薬剤師の仕事や研究に興味を持った岡山県立岡山操山中学校の2年生5名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。
薬剤師体験では、模擬処方せんを使った調剤、注射薬の混合、パソコンを使った患者さんへの服薬説明の練習、被災地での薬剤師の活動の話、人体シミュレーターを使ったバイタルサインの測定などを行いました。研究者体験では、頬の粘膜細胞からのDNA抽出実験、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験、臓器切片の染色と顕微鏡観察を行いました。
職場体験を終えて、「薬剤師になるためには、薬についてだけでなく、コミュニケーションや基礎的なことも知らなければいけないことがわかった。」、「薬剤師の仕事について良くわかり、うれしかった。」、「勉強しないといけないことがたくさんあることがわかったけれども、将来に向けてがんばりたい。」など感想を述べてくれました。また、「今回の体験を通して、薬剤師になりたい気持ちが更に強まった。」と話してくれ、体験担当者として大変うれしく思いました。
【薬剤師体験の様子】
注意点がたくさんあります。 |
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患者さんとの会話を練習。 |
の話を聞く生徒達。 |
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【研究者体験の様子】
皆丁寧に取り組んでいます。 |
観察結果をまとめます。 |
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2012年度
清心中学校・女子高校と就実中学校・高校の生徒さんがiPS細胞を見に来られました。(2013/4/2)
2月23日(土)に清心中学校・女子高校の生徒さん38人と山田直史先生が、薬学部 分子生物・臨床診断学分野の 中西 徹 教授の研究室を訪問され、研究のため京都大学iPS細胞研究所から分与され、培養中のマウスiPS細胞(人工多機能性幹細胞)の観察を顕微鏡やモニター画面で行いました。さらに細胞培養の体験学習や同教授によるiPS細胞や再生医療に関する授業も行われ、iPS細胞を通して、理系への進学や研究者になるきっかけを見つける学習を半日有意義に行いました。
また、3月23日(土)には、就実中学校・高校の生徒さん30人と近藤正宏先生他6人の先生方が来訪され、培養中のiPS細胞の観察を行いました。同様に、細胞培養体験学習や授業も行われました。会場にはiPS細胞を紹介する展示や雑誌、さらにノーベル賞を受賞した山中先生の伝記本も置かれて、皆さん熱心に勉強されていました。小学校の子供さんも先生と一緒に来られて、モニター画面に映ったiPS細胞をスマホで撮影して拡大し、熱心に観察していました。
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第6回「薬局製剤」研修会が行われました。
3月3日、岡山県薬剤師会薬局委員会(緋田哲治委員長)主催の薬局製剤研修会が、本学薬学部実習室を利用して行われました。薬局製剤とは、医師の処方箋がなくても薬剤師の判断のもと製造販売できる製剤で、製造許可をもつ薬局でなければ製造や販売をすることができない、薬剤師・薬局の大切な職能の一つです。今回の研修では、鎮咳去痰薬4-②、外皮用薬30-③(インドメタシン外用液)、漢方薬(麦門冬湯)の3製剤製造及び薄層クロマトグラフを用いたインドメタシン確認試験が行われました。
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インドメタシン確認試験 |
三宅島(東京都)医療支援に本学薬学部の実務家教員を派遣しました。
平成24年4月の江川孝准教授(疾病薬学管理学)および同年7月の島田憲一講師(医療実務薬学)派遣に続き、平成25年3月5日から島田憲一講師(医療実務薬学)を三宅島医療支援に派遣しました。
三宅島は、雄山を中心としてしばしば激しく噴火をすることで知られ、気象庁によって火山活動度Aランクの活火山(常時観測対象火山)に指定されている。最近では2000年から活発な火山活動が続いており、2000年には雄山の噴火によって全島民が島外へ避難した。避難指示は2005年2月1日に解除されたが、5000人を超えた島の人口は2700人ほどに減少している。
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火山ガスである二酸化硫黄は現在も高濃度であり,全島にわたり環境基準を満たしていない。したがって一時的な観光客も含めた滞在者の全員に脱硫マスクの携帯が義務付けられている。また二酸化硫黄高感受性者(妊婦,ぜんそく等の呼吸器疾患や循環器疾患のある人、新生児、乳児など)は現在においても坪田高濃度地区には,原則として長期滞在できない状況にある。
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島内の医療提供施設は、三宅村国民健康保険直営中央診療所のみであるが、地理的条件、環境条件等により薬剤師確保が難しく、適正な薬物療法の維持のため、三宅村長より本学に薬剤師派遣の依頼があり、江川孝准教授ならびに島田憲一講師を派遣した。江川孝准教授ならびに島田憲一講師は、災害医療およびへき地医療における薬剤師職能に関する研究を行っています。
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島内唯一の医療機関である三宅村国民健康保険直営中央診療所 |
中学校で放射線についての授業・実験を行いました。
本学薬学部の見尾光庸教授(薬効解析学)と江川孝准教授(疾病薬学管理学)が赤磐市立赤坂中学校で「放射線学習会」の講師を務めました。学習会では、見尾教授からの講義の後に、簡易放射線量計を使って身の回りの物質の放射線量を測定する実験を行いました。生徒達は、空間放射線量の他に船底塗料や花崗岩から放出される放射線量を測定し、食品として使用されている塩化ナトリウムと塩化カリウムからの放射線量の違いについても学習しました。実験の考察を発表した後は、江川准教授による東日本大震災での薬剤師による救護活動や福島第一原発災害での放射線量モニタリングについての話をしました。
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チャレンジワーク お仕事体験教室 「薬剤師になろう」(岡山市立福田公民館主催)
2012年12月1日岡山市立福田小学校の生徒200名が保育士、医師、看護師、新聞記者、お笑いタレント、警察官など20の職種を体験しました。その中で1年生から6年生までの19名が、子供用白衣に身を包んで薬剤師になりきり、調剤と学校薬剤師の仕事を体験しました。工作室を使って、「水剤と計数」、「散剤(手分包)」、「軟膏」、「学校薬剤師体験」の4つのブースを作り、4~5名のグループに分かれてローテーションしながら体験しました。教室内で煎じた桂枝湯のあまい香りが漂う中、皆さん真剣に、また楽しく取り組んでくれました。後日送付されたアンケートでは、回答したすべての生徒が「とても楽しかった」を選択、参加した半数が「ぜったい薬剤師になる」を選んでくれました。「薬剤師でいろんなことができてとても楽しかったです。でも、薬を飲むと苦かったです」「将来薬剤師になったらまたやりたいです」「普通できないことができ、いろんな薬にもふれたのでよかったです」などの感想がありました。お仕事体験教室の様子はoniビジョンでも放映されています。最後になりましたが、子供用白衣をご貸与下さいました岡山市学校薬剤師会はじめご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
(薬学部 学外教育委員会)
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第1回薬物乱用防止キャンペーン
第1回薬物乱用防止キャンペーン(岡山市薬剤師会・FM岡山・ライオンズクラブ1R・2R主催)が9月30日(日)岡山駅東口にて開催されました。就実大学薬学部学生は「こども調剤」と「フィジカルアセスメント」へ参加を予定していました。当日は朝から台風接近が危ぶまれ、屋外での開催予定が急遽規模を縮小し、岡山駅構内で行われることになったため、こども調剤は中止になりました。
スペースは狭かったものの、通行人が足を止めて、キャンペーンは大盛況でした。就実大学の「フィジカルアセスメント」のブースにも多くの方が立ち寄ってくださり、学生からバイタルサインの説明を聴いたり、腕シミュレーターで血圧測定などを体験されました。薬剤師会はもとより、他団体の皆さんと交流でき、また薬物乱用防止の啓発にも協力することができました。参加した学生たちには大変貴重な経験になったと思います。
(薬学部 学外教育委員会)
薬物乱用防止キャンペーンの特設舞台
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岡山市も後援、うらじゃの踊り手も大勢来て会場は大変盛り上がりました。(左から、岡山市キャラクターのミコロ、ダメ絶対君、ハコロ、うらじゃのメンバー) |
就実大学の「フィジカルアセスメント」ブース。来場者(高校生)に説明する学生たち。 |
岡山県立岡山操山中学校 職場体験
職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御化学 坪井誠二教授)
2012年5月30日から6月1日の3日間、薬剤師の仕事や研究に興味を持った岡山県立岡山操山中学校の2年生7名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。
まず、五味田学部長より、薬学部の教育・研究、薬剤師の仕事についてのお話があり、職場体験が始まりました。薬剤師体験では、模擬処方せんを使った調剤、注射薬の混合、パソコンを使った患者さんへの服薬説明の練習、人体シミュレーターを使ったバイタルサインの測定などを行いました。研究者体験では、頬の粘膜細胞からのDNA抽出実験、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験、臓器切片の染色と顕微鏡観察を行いました。
【薬剤師体験の様子】
均一にお薬が入っているかチェック。 |
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中学生。 |
患者さんとの会話を練習。 |
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血圧測定に挑戦。 |
人体シミュレーターと一緒に記念撮影。
【研究者体験の様子】
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組織切片を染色。 |
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職場体験を終えて、「想像していた以上に様々なことをやらせていただけたので、とても充実した3日間だった。」、「薬剤師の仕事を知ることができ、更に興味がわいた。」、「就実大学についても知ることができた。」など感想を述べてくれました。また、最後に「今回の体験は将来の進路を考える時の参考になり、今後に活かしたい。」と力強く語ってくれました。
2011年度
岡山市立岡山後楽館中学校 職場体験
2011年11月30日から12月2日の3日間、薬剤師の仕事や研究に興味を持った岡山市立岡山後楽館中学校の2年生6名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。
3日間の体験では、薬剤師体験、研究者体験、大学の見学などを行いました。まず薬剤師体験では、パソコンを使った患者さんへの服薬説明の練習、注射薬の混合、模擬処方せんを使った調剤などを行いました。また、被災地で行った薬剤師の活動についての講演を聴講しました。研究者体験としては、頬の粘膜細胞からのDNA抽出実験、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験、顕微鏡による臓器切片の観察を行いました。
就実大学での職場体験を終えて、「薬剤師体験では、学校の授業だけではわからない、仕事をする事の難しさと大切さを学ぶことができた」、「この体験を学校生活や将来の進路選択に役立てたい」、「私も薬剤師になって多くの人を笑顔にしたい」、「東日本大震災の被災地に行かれた先生のお話を聞いたのはとても良い体験だった。」など感想を述べてくれました。また、学食で食事は楽しい思い出の一つになったようでした。
職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御化学 坪井誠二教授)
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岡山県立岡山操山高等学校 土曜活用講座「生物」
2011年11月5日に、岡山県立岡山操山高等学校で行われている土曜活用講座「生物」を担当しました。2年生16名の生徒に対して、「DNAについて知ろう!」という内容で、就実大学薬学部において講義・実習を行いました。
まず、大塚智恵講師より、遺伝子やDNAについて話の後、遺伝子研究とその応用、特に薬学領域での応用についての説明がありました。実習では、ほほの粘膜 細胞からDNAを取り出し、電気泳動で分離する実験や、オワンクラゲの光るタンパク質を発現している大腸菌の観察などを行いました。「高校でやったことの ない実験をする事ができた。」、「学校で習った生物の勉強の理解が深まった。」、「有意義だった。」など、高校生から好評を頂きました。(担当 坪井誠 二・大塚智恵)
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放射能スクリーニングのボランティア
就実大学は文部科学省の依頼により,住民一時帰宅に係る被ばくスクリーニングのサポートのため福島県へ4名の教員を派遣いたしました。以下にボランティアの活動レポートを掲載いたします。
概要
東日本の地震および津波により福島原発が損壊し,広範な地域が放射能で汚染された。原発から20 km以内は警戒区域に指定され,住民は避難を余儀なくされた。
福島県災害対策本部と国の原子力災害対策本部は避難者の一時帰宅を計画し,多方面に支援を要請した。それをうけ,文部科学省は国公私立大学宛に,避難者の 一時帰宅時に伴う放射能スクリーニングに関わるボランティアを1日約30人派遣するよう依頼した。一時帰宅は6月(26日間),7月(19日間),8月 (13日間),さらに9月にも実施されているが,就実大学では第1陣(7月13~18日,薬学部より須藤鎮世,江川孝)および第2陣(7月21~26日, 教育学部教育心理学科より森宏樹,薬学部より阿蘓寛明)をボランティアとして派遣した。ボランティア活動に要する器具・器材,旅費,宿泊費等は全て自前である。
実施場所
一時帰宅者が集まり,スクリーニングを受ける中継基地として,警戒区域のすぐ外側の馬事公苑(南相馬市),古道体育館(田村市),川内体育館(双葉郡川 内村),広野中央体育館(双葉郡広野町)の4カ所が設営された。このうち,第1陣は馬事公苑で,第2陣は川内体育館および広野中央体育館で任務にあたった。
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一時帰宅の実作業
任務は以下の様であった。ボランティア達は前日のミーティングで実施要領の概略の説明をうけた。翌朝現場に行くと,一時帰宅者達が説明をうけていた。説明のあと,汚染防御のための着衣をした(図1)。帰宅者は家の中の物を小型のトレイ一杯分だけ持ち帰ることが許された。小型バスに乗り,各自宅に帰還した。この間,ボランティア達は実施要領の説明を受けた。帰宅者が戻る少し前に準備を整えて待った。
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帰宅者を乗せたバスが入り口に横付けになると,荷物運搬係を従えて,一人ずつ係りに案内され,受付けに寄る。ここで事前に記した調査票を受け取り,係の指示で6カ所あるスクリーニングブースのいずれかに案内される。大学人ボランティアは主に第5あるいは第6ブースで任務にあたった。1ブースあたり6名が配属されたが,10分交替で5名が任務に就いた。外気温35-6℃のときに冷暖房なしで,帽子,マスク,外衣,靴カバー,手袋などを装着しての作業なので,休憩をする必要があった。帰宅者がブースに案内されてくると,椅子に座り,1人が靴カバーを脱ぎとる(老人も多く,手助けが必要)。2人が荷物の汚染検査にあたり,他の2人は帰還者の汚染検査にあたる(図2,3)。特に汚染がなければその旨を調査票に記載する。検査の済んだ帰宅者は荷物運搬係を従えて,5カ所ある脱衣コーナーのいずれかに案内され,コーナーあたり5人いる係に脱衣してもらう。そのあと首から下げた線量計を線量デスクに返却するとともに,あびた線量を記載してもらう。クロークに立寄り,自分の持ち物を受け取り,荷物運搬係を従えて,自家用車等に戻り,それぞれの避難場所に帰って行く。
図 3. バスの内装 (左)と添乗員の服装 (右)
実働の状況
帰宅者の数は第1陣が任務にあたった馬事公苑では7月14(木),15(金)が各約250名(小型バス各16台),17(土),18(日)が各約450名(小型バス各24台,2回に分けて実施)であった。各バスには5名ずつ添乗員が乗るので,4日間で合計1800人以上の人達の汚染検査を36名でしたことになる。この他,荷物運搬係15名,受け付け誘導係り21名,退出誘導係り6名,バス説明係6名,各部署の責任者,バス添乗員80名,自衛隊員,その他を加えると,1中継基地だけで1日に200名程度の人達が活動したことになる。
最後に
放射線は目に見えず,また暴露した身体への影響は多様であるため,対応には非常に神経を使います。被災された住民の方々のご苦労はお察しするに余りある程でありますが,一日も早い復興を心よりお祈りしております。またスクリーニングのサポートにあたっておられます方々のご無事とご活躍をお祈りしております。
第20回 全国いきいき公衆衛生の会サマーセミナー in おかやま
標記セミナーが8月6日、7日、就実大学にて開催されました。今回のセミナーのテーマは世界に拡げる「住民力」でした。AMDAの菅波茂先生の「世界に拡げる「住民力」~公衆衛生と共生」と題した特別講演では、東日本大震災や阪神淡路大震災での医療支援、や国際的な人道支援でのAMDAの活動が紹介されました。住民力の基本は相互扶助であり、I support you that is why I need you in the future.という気持ちで支援を行うことが必要と力説されました。体験に基づくお話は説得力があり、力強いメッセージが込められていました。
その後、10分科会に分かれてグループ討議を行いました。就実大学も第7分科会(大学が育む地域に密着した子育て支援~親子ふれあいタイムで感染対策を身近に~)を担当しました。佐藤和順教授(教育学部)が、「親子ふれあいタイム」を紹介、大学のもつ社会資源を活用し、地域の活動の輪を拡げるためにはどのような方法があるかと問題提起しました。分科会の参加者は3グループに分かれディスカッションや発表をした後、塩田澄子准教授(薬学部)が「親の学び講座」で行った~感染症のはなし~を例に就実大学の取り組みを報告しました。
2日目は「あなたがどのようになることで住民力が拡がりますか?」というテーマについて、ワールドカフェという形式で話し合いをしました。原発事故で多くの避難者を受け入れた福島県三春町の保健師さんの「このようなことが起こって初めて地域の皆さんの持つ力のすごさを知った。これまでなぜそれに気がつかなかったのか。この理由を見つけることが、住民力を拡げることにつながると思います」との話しを受け、「人は人の力を発見することで自分も変わることができる」という中瀬実行委員長の締めの言葉で、2日間のセミナーを終えました。暑い夏の日、日ごろ接することのない保健師、栄養士や行政の方々の地域住民に対する熱い思いに触れ、多くの気づきを得ることができました。全国から集まって来られた218名の参加者の皆さんも岡山の花火とともに実り多いセミナーを満喫された様子でした。
「全国いきいき公衆衛生の会」とは、
現在全国各地で地域の公衆衛生活動に携わっている保健所及び市町村の医師,保健師,栄養士,歯科衛生士や衛生課職員,事務吏員,さらに住民等がそれぞれの地域での特徴ある活動の交流を行い,公衆衛生活動の方向性や,その具体的な進め方について検討しています。(ホームページから)
実行委員長:中瀬 克己 岡山市保健所長
世話人:五味田 裕 就実大学副学長
渡辺 雅彦 薬学部教授ほか
認定実務実習指導薬剤師養成のための研修会
岡山県薬剤師会の実習特別委員会および就実大学・岡山大学の各教員が、就実大学の講義室を利用して、標記の講習会を開催しました。あいにくの雨でしたが、約90名の県内・県外の薬剤師が参加されました。
岡山県では、このDVD講習会を1日に複数のテーマで開催し、短期間にDVD講習会を終了できるように配慮しています。したがって、未受講のテーマに対して隣県からも参加者が来られます。大学の講義室の特徴を活かしたやり方であると、評価されています。
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第1のテーマは、「実務実習の学生の指導に向けて」、「参加型実務実習の実施について」に関する講習であります。具体的には、医療の担い手としての薬剤師を養成するために「医療職教育について」と題する講義、病院や薬局における参加型実務実習の実施方法に関した講義、法律学の観点から見た参加型実務実習の実施方法に関する講義を受講します。
第2のテーマは、「薬剤師の理念について」、「実務実習モデル・コアカリキュラムについて」に関する講義であります。具体的には、日本薬剤師会会長から「薬剤師の理念」について言及されます。次に、「薬学教育改革の流れとモデル・コアカリキュラム」と題して薬学会からの講義です。薬局および病院のそれぞれのモデル・コアカリキュラムについて説明を受けていきます。
受講者は、第1のテーマ、第2のテーマを受講し、次に、指導薬剤師養成のためのワークショップに参加します。このような数日にわたる特別な教育を受けて、実務実習における指導薬剤師の資格を得ることになります。この資格を得ることによって、実習生に臨床現場の経験を積めるように、将来の薬剤師を教育する立場に立たれます。
岡山県薬剤師会の実習特別委員会および就実大学・岡山大学の薬学部は、実務実習を充実したものになるように努力して参ります。
就実大学薬学部 病院薬剤実習センター 柴田隆司
岡山県立岡山操山中学校 職場体験
2011年5月31日から6月2日の3日間、岡山県立岡山操山中学校の2年生5名が、就実大学薬学部で職場体験を行いました。
一日目:最初に、五味田学部長からの薬学部の教育・研究、薬剤師の仕事についてのお話があり3日間の体験が始まりました。その後大学内を見学し、薬草園の見学では漢方薬の試飲もしました。午後からは大塚講師指導のもと、「光る大腸菌を作ろう!」というテーマで、大腸菌にオワンクラゲ由来の光るタンパク質を作らせる遺伝子組換え実験を行いました。大腸菌のにおいに眉をひそめながらの実験でした。
二日目:午前中は大学の講義を聴講した後、頬の粘膜細胞からDNAを取り出す実験を行いました。試験管の中で起こっている反応を考えながら慎重に実験を行いました。午後からは、洲崎教授指導のもと「臓器を顕微鏡で見てみよう!」というテーマで、臓器切片を染色し、顕微鏡で観察しました。顕微鏡で見た切片の組織を当てるというクイズ形式になっており、楽しみながら一生懸命観察しました。実験の最後には観察した切片の写真をラミネート加工してもらい、記念に持って帰りました。
三日目:病院薬剤実習センターの先生方の指導のもと、薬剤師体験を行いました。午前中は、柴田教授の指導のもと、パソコンで患者さんへの服薬説明の練習を行った後、実際にシップ薬を用いて服薬説明のロールプレイを行いました。また、その後は、島田講師の指導のもと、注射薬を用いた無菌操作を体験しました。初めてとは思えないほど上手にできました。午後からは、被災地で行った薬剤師活動について、江川准教授のお話を聴講した後、谷口講師の指導のもと、模擬処方せんを使って実際に粉薬(散剤)を調剤しました。
就実大学での職場体験を終えて、「やりたいと思っていたことが体験できた。」、「普段できない実験ができた。」、「薬の大切さがわかった。」、「東日本大震災の被災地に行かれた先生のお話を聞いたのはとても良い体験だった。」、「薬剤師の仕事に更に興味がわいた。」など感想を述べてくれました。また、学食で薬学部生と食事をしながら話をしたことも、楽しい思い出となったようでした。この職場体験が、生徒さん達が将来を考えるときのヒントの一つになり、薬剤師や研究者を目指すきっかけになると良いですね。
職場体験受入れ(受入れ責任者 生体制御科学 坪井誠二教授)
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2010年度
作成中。